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やっと、やっと…

第11章 人の夢は儚くて



あのデートの日から数日が経ち

夏休みも終わり9月になった




まだ暑さの残る毎日





私と智己は相変わらず仲が良く
楽しい日々を送っていた





だけど…




幸せな時間はそんなに
長くは続かない





私は夢を見ていただけだ




もっと早く
夢から覚めるべきだった




傷つく前に






こんなに苦しい思いをする前に




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