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やっと、やっと…

第7章 違う姿

バタン



部屋のドアが閉められる




「唯、親帰ってくるの遅いんだろ?」



(いつもと違う・・)





私を睨むように見つめる


その目は冷たく
いつもの圭介とは違う





(怖い・・)












圭介は私を見つめたまま迫ってくる









あまりの迫力に目をそらせないまま
後ずさる

















後ずさる私はベッドのすぐ手前まで
追い込まれてしまう






「けい、すけ・・・?」







ガタッ





足がベッドにぶつかりバランスを崩してしまう

私はそのままベッドに座ってしまい
圭介を見上げる状態になった




私を見下ろす圭介





「けいすけ・・?」











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