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理科室で恋をしましょ

第5章 放課後の理科室で

アタシはドキドキしながら理科室へむかった。理科室につくと電気がついていた。

「失礼します」

中には白衣をきた佐藤先生が座っていた。

「よう、やっときたか。待ちくたびれたよ」

「す、すいません。で、なんの用ですか?」

「まだわかんない?テ・ス・ト♪ありゃひどすぎるは…考えらんない。だからお前が理科を出来るようになるまで徹底的に教えてやる」

え…何で?つうか、先生の口調がさっきと全然違う…

「え、いいですよ。自分で何とかしますから」

「あ"?俺がここまでいってやってんだから黙って従ってればいいんだよ」

え?なにこの俺様。爽やか系先生じゃなかったの?

「…ずか、すずか?」

「へ?てか、今名前で呼びました?」

「うん。何か文句でも?」

「い、いや」

「じゃ、そういう事で。明日から毎日放課後、理科室にこい」

「分かったな?」

「うっ、分かりました」

「よろしいよろしい。あ、あと俺教えてやんだからそれ分のご褒美くれよ」

そういってまたニヤっと笑った。

「何ですか?ご褒美って…」

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