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大義

第2章 第一章

一方、滝本と柳瀬が操縦するP-3Cは、巡視船かぐらから救難信号が発信された海域に到着していた。
二人で海に浮かぶかぐらを探すが、見当たらない。
「どこ行ったのかな〜?」
と滝本が行ったその時だった。
「いました!いましたよ滝本三佐!」
と柳瀬が指を差す。
確かに、海保の巡視船だ。
双眼鏡で見てみると「かぐら」と書いてある。
「JNNY1より司令部!現場海域にて目標発見。座標、北緯○○度○分、東経○○度○分。」

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