テキストサイズ

貴方の知らない場所で

第14章 夢…



――…律子…


―――…愛してるよ…



――…律子…君が必要だ…


―――…律子のすべてが愛おしい…



―――…妻とは…別れる…


―――…妻とは…もう…一緒にはいれない…



――…早く…律子と生きていきたい…







夢の中で…駆が囁く…





嘘つき…嘘つき…嘘つき…

大好き…大好き…大好き…

馬鹿な私……


夢の中でも騙されて…

夢の中まで…馬鹿にされて…



私は……もう……



駆には……必要ないのよね…






ストーリーメニュー

TOPTOPへ