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ぼくらの秘密

第2章 ありがちなやつ

……

また夜のことは覚えてないみたいだな…

眠そうな目でトーストをかじる和成を
ハルはじっと見つめた

たれ目な瞳
通った鼻筋
モデルのような体型

そして
その美しすぎる魅力を抑えているメガネ

その見た目に合わない
天然な性格

オレは男に恋なんてするタイプじゃなかった

はずなんだけどなぁ~……

と考えていて
箸が止まっていた

「…?ハルちゃん食べないの?」
「あぁ!食べる、食べるよ!」

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