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ぼくらの秘密

第1章 オレとアイツ

「……ん、はあっはあっ」

ギシッギシッ

「…ねえ……早く言って?」
「なん…で……あっ」

「言わないとコレ離してあげないよ」

アイツは
オレの付け根をぎゅっと握った

窓から漏れる月明かりだけが
この部屋を照らしている

「…んん!……好き…」

なに言ってんだ、オレ

「はい、よくできました」

こんな奴オレは知らない

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