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第6章 忘れられない恋

「あのさぁ…」
「あの日から13年かぁ。覚えてる?永瀬くん。」
「えっ!?」
「ここで永瀬くんに私振られちゃったんだよね(笑)」
「あれは…」
「私それでも永瀬くんの事好きだったんだぁ。」
彼女は、また優しく微笑んだ。
「永瀬くん今でも大好きです。」
「お、俺も好きだ。あの時の事ずっと後悔してた。逢いたくてたまらなかった。」
「ありがとう。嬉しい。」
「三神 朋!俺は今でもお前の事が好きだ!」
何故か彼女が光りだし
「ありがとう。永瀬くん私、天国に行けるみたい。もう私の事は忘れて好きな人を作って幸せになって!!本当にありがとう。」
「三神…なんでだよ。また逢えたのに、天国ってなんだよ。」
「ありがとう!永瀬くん」
彼女は優しく微笑みながら、光りになり空に消えていった。

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