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男気花飾り。

第8章 純情パステルカラー。



「雅、今日部活で一緒にかえれないけど……いいか?」




放課後…かばんをひょいっと持つ寺が、俺に話し掛ける…




「……待ってようか?」



「いいよ…毎回待たせちまうから。先帰ってていいから」









「あ……あああ」



俺は、教室を出ていく寺の背中を見送る…





「はぁ…部活か……」






ん?!


何で?何で…ガッカリ?


寺は!!!いつも部活だろ!!!










一緒に…いたいとか……





思った――――――…








俺は……



寺が…






―――――――…好きだ…


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