男気花飾り。
第1章 リボンは永遠。
「雅…大丈夫か?
なんか落ち着きないし……
顔赤いぞ?」
俺は歩きながら、下着のヒヤリとした素材に…
抵抗を感じていた…
やっぱり…素材かな?
ヒンヤリし過ぎる気が…
「///えっ…ああ…大丈夫…」
寺は、「ふ〜ん…」といいながら…歩幅を俺に合わせて歩き始めた…
「寺…歩き憎くないか?
無理…するなよ―――」
寺は…「ど〜って事ね〜よ」と笑った……
街は…夏に比べて…落ち着いた色合いになっていた。
秋の色合い……
露出も少なく…いい季節だ…
服も可愛い…
俺は、ショーウインドーのファー衿のニットに目を奪われた…
「…雅?何見てんだ?」
「はっ!!!いや…別に…」
やばっ!!!うっかり姉さん達との買い物気分で!!!
ショーウインドーを見入ってしまった―――――!!!