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男気花飾り。

第9章 ワイシャツの香り。

「待ってろ!!!すぐ行くから!!!」




雅が―――――――…



俺に“会いたい”と…


思ってくれた…




俺の他愛もない“言葉”を


覚えていてくれた……




俺の家を―――探して…



歩いてくれた……







「来て…」では…なく…


「行く…」




その行為だけで……





俺は……何倍も早く走れた!!!




“空島書店”……




もう少し―――――………





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