男気花飾り。
第10章 エアリーフリル。
なっ!!!なっ!!!
「寺!!!寺?」
グッとさらに強く抱きしめられた
「雅………あの男に…何された?」
「えっ!!!えっ――――」
なっ…な?
「寺!いや…何もされてねーよ!!!
首筋の臭い嗅がれただけだから!!!」
「なっ!!!」
寺は…更に俺を強く抱きしめる!!!
クン…
「……いい…香り…」
「って!!!何だよ…
臭いなんてしねーよ!!!
何も着けてねーんだから!」
クン…「嘘だ……すげぇ…甘い香りがする」
ギュッ…「寺…苦しい…」
「あ……悪い…」
やっと…俺は解放され…
ヘナヘナ…と床に崩れる…