男気花飾り。
第12章 華やかネイルチップ。
「おはよう。」
「ひっ!!!おっ…おはよう!」
次の日…そりゃあ…学校で会うわけですよ…
昨日のキスの件もあり…
照れてしまうのは…当たり前だが…
俺は…
プラス…寺をオカズに…ヨダレまで流して…オナニーをしてしまったのだから……
気まずい…
「雅?…大丈夫か?」
「あっいや…大丈夫だ!」
つい…避けてしまうのは…
照れもあるが…
体が……反応しそうで…
怖いのだ…
俺は…発情期の猿?犬?猫?かよ……
なんか…寺、機嫌いいし…
もう!!!俺ばっかり!!!
「たっ高木!!!おはよう///」
俺は、照れを吹っ飛ばそうと、クラスでも比較的仲のいい高木に声をかけた。
「おはよう…ど〜した?」
「///べっつに!」
「変な奴?」
高木 夏(タカギ・ナツ )は、俺と生い立ちが似ていて…
母親を事故で亡くしている…
父親と…兄の三人暮らしだとか…
俺は、父親を病気で亡くしていたから…
そこの所で…早めに仲良くなった…