男気花飾り。
第13章 ジャンスカ・ニーハイブーツ。
「はぁ…バイト?」
寺がランチ定食のお米を、箸に乗せ…俺を見る…
「そっ、部活よりバイトがいいかな〜って!」
俺は、部活の件を高木にチラッと話した
「…義理の姉さんのお兄さんのやってるカフェでバイトしないかって、提案しただけだよ!」
高木もランチ定食を口に運びながら…シラ〜っと…寺に言う…
「やっぱり…金欲し!
寺の事待つ間でいいらしいし…母さんのオフィスにも近いし!
何かと…冬ものは…金がかかるんだよ……」
「はぁ〜俺…初耳なんですけど…」
寺…眉間にシワが…
「寺、まさか…俺を警戒してんのか?」
高木は…ニヤニヤしながら寺を見る…
「はぁ」
うわ!!!寺…怖いって!