男気花飾り。
第2章 フェイクファーの魅力。
俺は、女物の服を選びながら…
ショーウインドーの、あの服を思い出した…
あの服…可愛かったかなぁ…
ファーの衿…
冬にピッタリ…このスカートと合わせても可愛いかも…
俺は、タイツを履きスカートとニットで出掛けることにした…
姿鏡を見ると――――――…
そこには…完璧に女の子が立っている…
「よし、完璧!」
空のメイクの腕が上がると断然、男性とは思われず
今までバレた事はない…
後は、ヒールを選び…
完璧!!!
『マーちゃん!!!可愛い!
さすが、私のメイク!!!』
「空、ありがとうな!」
俺達は、買い物に出かけた。