男気花飾り。
第2章 フェイクファーの魅力。
俺は、空と…さっきまで寺といた街まで戻ってきた…
何だか…寺には…悪いことしたなぁ…
映画…楽しみにしてたみたいだし…
「楽しいよ…」って言ってたし…
後で、なにか埋め合わせをするか…
『マーちゃん…私、学校で使うノート買ってくるから…待ってて〜』
俺は、コクンと頷く…
さすがに…声は…
変声期を向かえ…低いから…
なるべく【女装】の時は喋らない…
しかし、喋らなくても買い物は出来るし…
不便はない…
あれ…あのショーウインドーの近くだ…
俺は、あの服が見たくて…歩き出した…