男気花飾り。
第18章 冬色・ニットブルゾン
その後…帰りの準備のために…雅は俺から離れ、ロッカーに向かった…
俺は…この感情を…納める事が出来ず…
睨むしかできなかった…
『え〜っと…警戒されてる?』
「…はい…」
『素直だね。寺クン』
う……大人だ…この人…
千花さんは…ふふふっと笑うと…キッチンから出ていった…
くそ!!!俺は…ガキだ!!!
俺がキッチンからホールに出ると…
雅が、千花さんに…
ジャケットを帰していた…
っと!!!千花さんは…雅の肩に手を置いて!耳打ちをし始めた!!!
「!!!」
俺は!ただただ…固まった!
千花さんは…雅の耳元で…何を…囁いた?!
雅は…囁やかれた後に…
顔を真っ赤にして……
アタフタしていた
なんだよ…この二人…
見たくない!!!見たくない!!!
触るな!囁くな!雅から…
離れてくれ―――――――…
「…優香さん、高木…おじゃましました…さようなら…」
俺は…雅の腕を掴み…
カフェを足場やに……出た
ガキの自分が…
…クソムカついた…