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男気花飾り。

第19章 雪色ギンガムチェック

寺は、他の生徒の手前…孝君を連れて学校を出た…


孝君は、俺と寺の間に入ろうとしたが…


寺が、俺の側から離れないから…ファーストフード店に着く頃には諦めていた



孝君はちゃっかり、寺に自分の分をおごらせ…先にテーブルに座っていた



「功にぃ〜、マサちゃんこっち、こっち〜」



ハハハ…寺の顔が…怖い…




テーブルに着くと孝君はコーラを飲みながら、俺を見る…



「…マジで…男子だったんだ〜…」



「残念だったな、ガッカリしただろ?」


俺は、あしらうように手をヒラヒラさせた




「いや……俺も意外に…」
「はぁ?意外になんだよ!」


寺が若干イライラしている?


「意外にどっちも行ける!」




「……はぁ?」



俺と、寺は孝君の発言に…唖然とする…


「…どっちも…行ける?って…何?」



恐る恐る聞いてみる…



「どっちも抱ける!」



ゴン!「痛!!!!」



即効!寺のげんこつが孝君の頭に落ちた!




「孝!テメー何言ってんだよ!」



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