男気花飾り。
第20章 初詣は控えめ振袖が“吉”
その影は…プルプル奮え!
孝君の頭にげんこつを落とした!!!
「痛って―――――!」
「孝!ここは書店だぞ!!!
何、大きい声で////叫んでるんだ!」
孝君の後ろには…いかにも…真面目!眼鏡に黒髪サラサラの長身男性…が立っていた!
ほら、アニメや漫画の真面目キャラって感じの男性!
いかにも…って男性は片手に難しそうな本を抱え…
孝君を注意する…
「…すみませんでした…家のバカ弟が…卑猥な事をいいまして…」
え?え――――――――!
孝君の…お兄さん?
って事は…寺の…お兄さん!!!
一気に緊張が走る!!!
「大丈夫ですか?どうかしましたか?」
「あっ…あ…」
俺は、お兄さんに深々とお辞儀をした!
「ん?…知り合いか?」
お兄さんは、孝君に確認をした…
「あっ…あああ…
この人――――功にぃの――――…」
『マーちゃん?』
はっと見ると…空がこちらに歩いて来る…
神様―――――――!
空さま〜〜〜〜〜〜〜!