男気花飾り。
第23章 桜色ニットで春を待つ!
ドキドキが…う〜〜…
「あっでも、ちょっと待ってて!
俺、日直だから…日誌書いて職員室に置いて来るから…
教室で、待ってて?」
「///ああ…解った…」
寺は、俺の頭をクシャクシャっと触ると…
日誌を片手に…教室を出た…
クラスメートは…どんどんと…帰る準備を済ませ…教室を出ていく…
俺は、じゃあな〜っと挨拶をして…見送る……
とうとう…最後の奴まで…見送った…
「寺…遅いなぁ…」
夕時……また、寒い季節の空は…薄暗く感じる…
静かな教室………
寺を待っている間…
椅子に座り…机に頬をつけ…
斜めに教室を見て……ため息をつく〜
あ―――――…眠くなってきた…
俺は…瞳を閉じた………