男気花飾り。
第23章 桜色ニットで春を待つ!
俺は―――――…
真さんの言葉に……
現実を見た―――――――…
解っていた…予想していた…
家族が…普通じゃない恋愛に巻き込まれそうになっていると思ったら…
阻止したくなる―――…
理解するより……
まず……警戒する――…
あああ…俺の気持ちは…
ホントは……ダメなんだ…
でも…
でも…
でも…
「……好き…なんです…
寺が……
先生………報われない…
認めてもらえない…気持ちでも……」
男らしくは…ない…
ボロボロ…泣きながら…
“報われない”気持ちを…真さんにぶつけた…
「////雅…さん……」
俺は!真さんの手を振り払って!!!
教室を飛び出した!!!
もう!!!真さんに責められ続けることに…耐え切れなくなった!!!
ど〜せ!俺は…ヘタレだよ!!!