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男気花飾り。

第25章 【最終章】ティアラブローチをワンポイントに!

『あ〜…真ね…
あの子…昔っから、真面目でさぁ〜…

警察官とか?裁判官とかになればいいのに…』



寺のお母さんは…ハハハっと笑いながら…寺を見て困った顔をした…



「あの子も……きっと解るよ…

教師の道を…行くなら…
自分も、生徒に学…成長して行くから…」



寺のお父さんは…目を細めた…




『それより…功?お腹空いてない?』



寺のお母さんは、キッチンに立つと…エプロンを着けた……



「…あ…そういや…何も食ってないな…

雅…腹減ったろ?」



緊張してて…それどころじゃ…




『待ってて〜!すぐ作るから』




この…ノリ……


あっ!!!孝君だ!!!



寺のお母さんは、顔は真さんに似ていて…


性格は…孝君に似ているんだ…



いや…正確には…二人が…お母さんに似ているんだけど…





……明るい…お母さん…





何だか……緊張し過ぎて…力を入れていたのか…体が痛い…




でも……来て…よかった…


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