男気花飾り。
第25章 【最終章】ティアラブローチをワンポイントに!
「こらこら…泣くことないだろ?
大丈夫だよ…。一応…理解のある親だと思っているからね…」
寺のお父さんは、ティッシュを俺に渡してくれた…
「すみません…
俺の…ワガママで…功君が…両親と不仲になってしまうと…思っていたので…」
俺は、涙を拭きながら…さっきまで思っていた事をポロっと…口から出た…
『ど〜して…そう思ったの?』
寺のお母さんの問いに…少し…俯いてしまう…
「…真さんは……“認めない”って……」
キリっと…胃が痛くなった…