男気花飾り。
第25章 【最終章】ティアラブローチをワンポイントに!
『え?これ…雅君?
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
パパ!!!見て?見て!!!これ、雅君だって!!!超〜〜〜〜カワイイ!!!何?もう、女子じゃない…え〜!あら〜〜〜すごいわ!!!』
「おおお…カワイイな…」
寺の両親の思わぬ歓声に…縮こまってしまう…
付き合ってる…ってだけでも…ビックリなのに…【女装】趣味だなんて……卒倒してしまうかと思っていた…
予想外のリアクションに……
ごめん…寺……付いて行けない
『これは……惚れるわね…』
しかも……寺のお母さん…
意外と…抵抗力ある…
「…スミマセン…///【女装】が…趣味でして…
始めは…寺にも…内緒にしてました。
…自分でも…変な趣味だとは…思ってます。
でも!!!女の子になりたい訳じゃないので……止めてくれって言うなら……もう…やりません…」
俯いた…
『いいじゃない?カワイイし!
なるほど……功は、雅君の…そ〜言う部分も理解した上で、付き合ってるのね?
偉い!!!見直したわ!!!
流石、私の息子――――!!!』
寺のお母さんは、我が子を褒めたたえた…
『……全部…好きなのね…』
微笑み…俺達を見つめる、寺のお母さんは
凄く優しい目をしていた――…
「母さん…功を、甘やかしすぎだよ……」
真さんが…また、大きくため息をついた…