男気花飾り。
第25章 【最終章】ティアラブローチをワンポイントに!
『甘やかしますよ…
お母さんだもの――――
って…真…は、ど〜なの?本来なら、長男のあなたが一番に両親に、恋人を紹介しないといけないのよ?
いないの?誰か?』
真さんは…「う゛…」と言うと…
黙り込む…
いないらしい…
「おっ…俺の事はいいんだよ!!!
それより、用件が済んだら行くぞ!!!」
真さんは、椅子から立ち上がると時計を見た…
「今から、帰ったら…朝方には戻れる!
教育実習生の俺は休めないし、その弟でもある功も、休ませたくないから!
ほら!二人とも!行くぞ!!!」
真さんは、グイグイ寺を引っ張る…
『え?泊まって行かないの?
明日…皆、学校か〜〜!!!
真が…二人を…欠席させるなんて…ありえないし……残念!』
「真、功……雅君…
今度はゆっくり、遊びに来なさい。」
寺のお父さんが……優しく手を握ってくれた………
「――――――はい///」