男気花飾り。
第32章 【番外編・最終話】濃香花飾り
今日なんて…
男子生徒の目が……
怖いくらい、優しく雅を見つめていたし…
先輩の中には…雅の体のラインを…舐め回す様に見ていた奴もいて…
男子校の闇の部分を見た気がしてヒヤヒヤした…
学食でも…ささやかな貢ぎ物攻撃や…
席の譲り合いとか……
恋人の俺を無視して!好き勝手やりやがって!!!
と……俺は…勝手に腹を立てていた訳だ
雅は、相変わらず「ラッキ〜」って程度にしか思ってない…
これが、【女装】時の雅ちゃんだったら…あっという間に…空き教室に連れ込まれ…犯されているに違いない
普段の雅は、見た目キュルルン男子ではなく…
普通の男子だから…まだ…襲われずにすんでるようなもんだ…
ま……フェロモン週間は…
油断できないがな…