男気花飾り。
第4章 美脚ヒール。
衝撃のカミングアウトから…数日…
俺と、寺の関係は、いつも通りで
カミングアウトから何も変わらない…
いや……むしろ…友情が深まったと……思う…
自分で思って…照れてしまった
“親友”の言葉の響きに…キュンと…してしまう…
朝姉ちゃんの『彼なら、大丈夫』を…身を持ってて体験している感じだ!
朝姉ちゃん…すげぇな…株とかやったらいいんじゃね〜の?
「おっ雅!昼、行こうぜ!」
「おう。」
俺は、弁当を持って、寺と学食に行く…
寺は…いつも学食だ…な…
学食に着くと、俺は空いてる席に座り、寺を待つ…
「雅、水飲むか?」
「あ…あああ。さんきゅ」
寺の今日の昼は…おばちゃんオススメランチ…
「寺って…いっつも学食だけど…弁当は?」
寺は、いただきます!とみそ汁をすする…