男気花飾り。
第34章 ☆番外編☆聖夜花飾り
「い…テテテ…
腰が――――――…痛い」
ホテルのベッドの中…
何時間…ヤリ続けたのか…
腰が…壊れたように痛い―…
ベッドはぐちゃぐちゃ…
体はベトベト…
何故か…部屋の椅子が倒れていたり…
窓ガラスが……
汚れていたり…
あれ――――…?
すげぇ…荒れた部屋……
うそ……何?これ?
「―――…寺―――…?」
隣に…寝ている寺を見ると…
気持ち良さげに寝てる…
「///なっ!爆睡かよ!」
俺は、寺を叩き起こそうと拳を振り上げる――――!!
「―――…?…」
ふと――――――…
キラリと光る違和感に…
手を止める――――――…
「―――――…指輪…」
俺の――――…左手薬指に…
指輪が…光っていた―――…
「え…ぇ…うそ…指輪?」
“一生…離さない…結婚しよ”
あれ―――――――…?
最中…寺に――――――…
何か言われた気がしたけど…
感じ過ぎて…意識が………
「////…夢?じゃ…ない?」