男気花飾り。
第4章 美脚ヒール。
俺は…自然に繋がれた手が……
なんだか…もどかしくて…
変な気分になった…
「雅?なにか怒ってる?」
「はぁ!怒ってねーし!」
ハッと口を押さえて…寺の手を振り払った―――…
「ほら…記念の服…」
寺は…ショップのかわいい袋を目の前に突き出した…
「つーかさ…あそこの店員、雅の事『かわいい、彼女さんですね〜!』って言ってたぞ」
ハハハと…笑う寺…
「//////寺…」
おい!『彼女さん〜』って言われてるじゃん!
寺の彼女…だと…思われてた/////
「ん?ど〜した?」
(/////なんでもない…)
何か――――――…
照れた…
俺は寺から、ニットを受けとった…
「////さんきゅ…」
いえいえ〜と寺は…受け取る俺を笑顔で見つめる…
何だか…寺の笑顔に…ドキドキする…
「まっ…お茶ぐらい、おごれよ?」
俺は…コクンと頷く…