男気花飾り。
第4章 美脚ヒール。
「そうだ……あのニット…
俺から雅に…プレゼントしてやろうか?」
「え!!!いいって!!!」
なるべく小声でしゃべっていたが!!!
寺の申し出に……つい…
「雅!声!!!」
俺は口を押さえて…キョロキョロした…
その姿に…二人で笑った!
寺は…あのショーウインドーの店に俺と入ると…
顔を赤くしながら、ニットをレジに持って行った!!!
オロオロする俺を、レジから眺めて…寺は笑っていた…
良く見ると……セール除外品!!!
もっとオロオロした!!!
レジで品物を受け取ると…
寺は、レジのお姉さんに満面の笑みを見せていた…
なんだよ…デレデレして…
「雅、いいぜ!出ようぜ」
「ん〜〜〜〜…」
「ん?」
寺は…俺と手を繋ぐと、ショップを出た