男気花飾り。
第1章 リボンは永遠。
《了解》とだけメールを打ち、返信…
俺は、そのまま校門をでた…
母のオフィスは…駅前の商業ビルの中にある
俺はエレベーターの5階のボタンを押す…
エレベーターに乗り込み……
上の数字が点滅して移動するのを眺める…
この動作って…10人中10人はするよな…
と…毎回考える…
チ――――――――――ン…
ど〜でもいいか…
俺はエレベーターを降りて…母のオフィスの扉を見る…
【デザイン事務所・ウィング】
母と父の会社…
ま…親父は…俺が小さい時に病死したから…
もう母の会社か…
俺は…扉の前で一呼吸してから入った…
ギィ――――…
「…母さん?」
『マサちゃん?』
奥から母が顔を出した…