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男気花飾り。

第6章 繊細なレース。


「///寺、何で先に支払ってんだよ…
俺のおごりだったろ?」


寺は、手を繋ぎながら


「…女に支払わせるダメ男に見えるじゃんか…

雅には、学校の購買のパンでもおごって貰うっつーの」



寺はニヒヒと笑うと…歩きだす



繋いだ手が…温かくて…



「なんだよ…結局、おごるのかよ」



って―――――顔…赤い俺は……


俯くしか出来ない―――…



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