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男気花飾り。

第8章 純情パステルカラー。



俺は…クローゼットの中にある寺からのプレゼントのニットを思い出す…



「くそ……何だよ…」


訳が解らない苛立ちで…朝の光も……



不愉快に感じる…




俺は寝不足のまま…学ランに着替える…




足が…重いなぁ…




リビングに行くと…


朝姉ちゃんがお弁当を作っていた…



『まーちゃん、おはよう。』



「あ〜…おはよう…」




朝姉ちゃんはキッチンで手際よく料理をしていた…



『まーちゃん…今日は早いね』



「ん〜…たまたま…」


朝姉ちゃんは、お弁当作りに続き…


朝ご飯をダイニングテーブルに並べる…



やってる事は家庭的なのに…


朝姉ちゃんの恰好は…

パンクロック…黒のエナメル素材のタイトな上下…ジャラジャラと無駄に多いシルバーのアクセサリー…


メイクも……
ダークさがハンパない…


大学はこんな学生がいても…いいのか?



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