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彼がロックを奏でたら。

第2章 本性

駅のロータリーまで来ると、黒い車が一台止まっていた。

「正也(まさや)!探したわよ!」

スーツを着た女性がこっちに小走りで走ってきた。

え?正也?

サングラス野郎はチッと舌打ちした。

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