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彼がロックを奏でたら。

第2章 本性

「RAINに洗脳されてるお前にあれこれ言われたって、何も響かない」

「…っ…」

「あいつらの実態を見せつけてやろうかと思ったけどやめた。今日のライブ行けば?俺は出ないけどね」

「!」

そう言って正也は私に背を向けて歩き始めた。

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