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彼がロックを奏でたら。

第6章 始まり

「あのさ…えーと…」

正也は額に手を当て、しばらく考え込んだ。

心臓がドキドキしてる。

正也が何を言うのか期待している自分がいる。

「正也…あの…」

沈黙に耐えきれなくなって、私は口を開いた。

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