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じーっとあたしのおねだりを待つ瑠衣。


うぅ〜…これはやらなきゃいけないパターンなのか…？

でも、瑠衣の好きな人も気になるしなぁ。
…よし。


「お、お願い？」


瑠衣がやったように手を組んで小首を傾げるあたし。


期待していたくせに、瑠衣は驚いた顔をしてる。

あーあ、やっぱ似合わなかったか。


「もう！似合わないならはっきり言ってよー。わかってるんだから……」


「めっちゃ可愛かったいまの」


ええっ！

嬉しそうに照れ笑いする瑠衣の耳が、ほんの少し赤い気がするのはあたしだけかな。


なんだかこっちまで照れてしまう。


あっ、それよりも！！