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＊智side＊



やっと着いたと思ったら…




なんでここなんだよ!!




今さら遅いけど。




救急隊の人によれば、杏奈ちゃんは少しひどい貧血らしい…




貧血で済めばいいけど…




てか、翔ちゃん…大丈夫かな？




とりあえず一緒にいてあげよう。




オイラが指示を出して…



後は願うだけ…



和「リーダー、僕、杏奈ちゃんの親友に連絡する。」



まじか…



今の状況で翔ちゃんと2人はキツイ…




もし…アイツが居たら…




その存在に気付いてしまったら…




過去を一度口にしてしまった翔ちゃんは…



どうなるかわからない。




でも…



杏奈ちゃんが直ぐに目を覚ました場合…



きっとオイラ達だけだったら不安になる…



なら、仕方がない。



これはニノしかできない…



渋々OKした。




ニノが走って行った後、翔ちゃんが話し始めた。



翔「俺のせいだ…俺が…杏奈ちゃんを好きになったから…」



やっぱり…



自分を責め始めた。