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俺は玩具?【BL】

第10章 体育館倉庫







「………!!」



そこには────

























「…涼太…!

おいしっかりしろ!!」





涼太がいた



携帯に送られてきた写真と同じ


ぐったりしている涼太が







「…は、るか…」

「…ごめん、もっと早く助けに来てれば……

昨日、来てれば…」





昨日の俺をぶん殴りたい


ちゃんとメールを見ておけばよかったんだ


きっと涼太は

椅子に縛り付けられたまま夜を明かしたんだろう



















「……に……ろ」


「ん…?

何か言ったか?」





ガラガラガラ


バタン











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