テキストサイズ

新婚生活?

第3章 気持ちと行動は、反比例

「おはよー。」

和は、朝からゲーム機片手にコーヒーを飲んでた。

しかもメガネかけてるし。

超スーパーハイパータイプ。

なんて改めて惚れてる場合じゃなくて、

「ねぇ、これ変じゃないよね?」

と、聞いた。

「…あ、今日会議だっけ?結構大切な。」

「よく覚えてたね。…で、どう?」

「…うーん。………いんじゃない?」

今の空白の時間が気になるけど、ま、いいや。

「迎えいつくんの?」

「もうちょい。」

「まだ、時間あるってことだよね…?」

そう言うと、私に近づいてきた。

「ん?どうしたの?」

「いや、ちょっと、ね~。」

その満面の笑みが気になりますが…

「何時帰り?」

「和より、ちょい遅いくらい。」

「そう。じゃあ、頑張って。」

言い終わったあと、すぐに、唇にキスが降ってきた。

そして、ちょうど、櫻井さんの車で迎えが来て、


久しぶりの二人別々の出勤。

少し寂しい、いつもより早い仕事の始まり。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ