新婚生活?
第3章 気持ちと行動は、反比例
ども。はじめまして。二宮です。
今回は、先輩はつまらない会議をしているので、こちら目線で。
「ねぇ、ニノっ、社長さ、夜まで会社来ないよね?」
「え、あぁ。多分ね。」
今、話しかけてきたのは、相葉雅紀。
無駄にテンション高いやつ。
「ってことは、蘭奈先輩もいないんだ~。」
俺の顔を見ながらわざわざそんなことを言うやつは、松本潤。
勘が鋭すぎるやつ。
「だから、ニノ今日仕事全然進まないんだ~。」
「ちょっ、お前声でけぇ。」
「今日、会議は午前だけで、午後から立食パーティーなんでしょ?」
「はぁっ!?」
そんなの、聞いてねぇ…。
「会社同士の、交流が目的らしいからねっ。」
「蘭奈先輩、可愛いから捕まえられちゃうかもね♪」
「うっせー。大丈夫。あの人は、多分大丈夫。…」
…大丈夫だよな??
うわー、
頭んなか不安しかねー。(笑)
「ほら、社長居ないからって仕事してよー。」
と言いながら話に入りたそうな大野さんに、
「他の会社の社長って、みんな翔さんみたいに若いの?」
って聞いた。
「うーん、翔くんは異例だけど、みんなそれなりに若いんじゃない?
最近の子は頭良いからね。」
わあ。不安倍増。
もう、よたよたしながらキーボード打ってると、隣の潤くんが、
「なにが、そんなに不安なの?」
と、小声で聞いてきた。
「…今日の服、膝上スカート。」
「うわっ、黒?」
「黒ですよ。バリバリ黒。」
「3人は落としてくるな。」
「やめて。不安が増える。」
翔さん、ちゃんと守ってくれよ…?