新婚生活?
第3章 気持ちと行動は、反比例
「ん?どうしたの?」
「もう、我慢出来ない。」
「部屋まで待てない?」
「待てない。」
後ろから、私の首筋に唇を当てて、
「待てないよ…。」
と呟く。
「ちょっ…ダメ…。」
「何が?」
「耳…無理…」
君は、イタズラっぽく笑って、前に回りこんで、壁に手をつく。
いわゆる壁ドン(笑)
「もう、可愛すぎなんだけど…?」
照れる私と視線が一瞬だけ絡んだと思ったら、その瞬間、
唇が重なった。
「ふっ、、っん、はぁ…」
久しぶりなせいか、足がすくんで、立ってられなくなった。
「おっと(笑)腰抜けた?」
「抜けてないっ///」
かっこよく受け止められた君は、そのままリビングのソファーへと私を降ろした。