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新婚生活?

第3章 気持ちと行動は、反比例


「ちょっと…何か飲む…。」

と、キッチンへと逃げた。

コーヒーを二人分淹れて、

黄色いカップを和に渡す。

「さんきゅ。」

と、同時に出た手に引っ張られて、私はまた、君のすぐそばにストンと落とされた。

「こぼれるかと思った。」

「んふふ(笑)ごめんね?」

ニコニコと私の顔を覗くから、

恥ずかしくて、

「いいよ…。」


とうつむいて言った。

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