新婚生活?
第1章 新居。への準備
「ほら、急げっ!!」
「ちょっ、和!財布!」
結局、時間ギリギリ。
「当分、キスはお預け。(怒」
「うっ…ひど。」
「いいから、エンジンかけて!!」
車は、1台しかないので…。
「ふぅ、はぁっ…」
階段ダッシュで、
ギリギリ、ギリギリ遅刻は免れ…
二「あ、この時計、遅れてんだった。」
なかった。
「いーよいーよ。たった五分くらい」
と、笑顔で怒る、大野智。
和の部の部長。
和はそこで、捕まり、私は、もうちょい奥まで急ぐ。
「遅れましたっ…」
「おっ、夫婦で遅れるなんて、ラブラブ~♪」
「ちゃかさないでください、社長。」
「あー、ごめん(笑)でも、遅刻はダメだからね。会議なかったからいいけど。」
「以後気を付けます。
で?」
「で、って?」
「夫婦、とはどういうことで?」
「だって結婚するんでしょ?お二人さん。」
「それは、どこの噂でしょうか?」
「だってこの前家建てるって。」
「あれは、私が彼の家に住むことになる→狭いから違うとこ借りるかー→借りてから家買うより、家買った方が良くね?→今に至るわけです。」
「?でも結婚は…」
「そんな話、これっぽっちも出ておりません。でも、」
「でも…?」
「したいですよ?こっちとしては。」
本音言うと、私も櫻井さんと同じ意見だったし。