新婚生活?
第8章 疲れ→ヤる気
後ろ向きだから分からないけど、
確かに君はここにいる。
「ねえ、こっち向いてよ。」
「むっ、無理っ。」
「一緒に入った意味ないじゃん。」
「だって、…向けないっ。」
「まぁ、いいけど。」
ザァーッって音がして、びっくりして振り向くと、
君が湯船に入ってた。
「これなら大丈夫?」
「…なんとか。」
んふふって笑う君につられて、
私も笑った。
「そいえばさ、二人で入るのって初めてだよね?」
「あ、うーん、そうかも。アパート狭かったしね。」
「もしかして、お風呂広くしたのって、このため?」
「あ、、ばれた?」
ダメ、
そんな笑い方しないで。
こっちの理性が壊れそう。
「顔真っ赤(笑)」
「っ、うるさいっ!」
パシャって和也に水をかけたら、
「そんなことしたら、、、お仕置きだよ?」
変なスイッチを入れてしまった。