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新婚生活?

第8章 疲れ→ヤる気


「こっち、おいで?」

手を伸ばして、私の腕をつかんだ。

そのまま引っ張られたから、

「ちょっ、危ないっ!?」


…。

………。

右手は湯船の縁で、

左手は和也の横の壁。

「ふふっ、近いね。」

「だって和也が引っ張ったから…」

戻ろうとしても、君が私の腰に手をまわしてるから、戻れない…。

「ねー、キスして?」

「…私が?」

「だって、あんまりらんなからしてもらったことない。」

「…分かった。」

和也の頬に、右手を置いて、

ゆっくり顔を近づけ、

一瞬だけ、唇を合わせた。

私には、すっごい長く感じたけど、

君には、物足りなかったみたい。


「短い。もっと、」

「…分かんないよ。」

困ってると、

「こういうの。」

と和也が囁いて、

唇を重ねた。


短いのを何回か繰り返したあとにくる甘いの。

「ふっ、、、ん、、ふぁっ…」

「はぁ…っ、、…」

和也は、いつもいいトコで、やめちゃうよね。

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