テキストサイズ

本当の自分

第5章 リーダーも・・・

「ごめんリーダー、待たせちゃって」

「良かった。
ニノ出掛けちゃったかと思ったよ。
ごめん、風呂入ってたの?」

「えぇ、まぁ・・・ハッ、クシュン!!」

「悪い、体冷えちゃった?
てか、唇が紫色になってるよ。大丈夫?」


ちょっと水、かけすぎたかな・・・
体が震える。

バスローブから唯一見えている、
首筋と腕を掴んだ。


「ニノ、体冷たいじゃん」

「いや、ちょっと熱くて水を浴びてて・・・
クシュン!」

「いくら熱くても、ここまでしたら、風邪
引いちゃうよ」


俺をぎゅっと、抱き締めた。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ