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本当の自分

第6章 J は・・・?

「あっそう言えば、リーダーが帰ってから玄関カギ閉めてないや」


スウェットに着替え、バスルームを出たら、Jが立っていた。


「わっ!びっくりした・・・どうしたの?」

「何回も鳴らしたけど返事ないし、カギ開いてたから・・・携帯忘れて取りに来たんだ。勝手にごめん」

「いいよ。携帯、リビングじゃないかな」


あぁ、腰も足もガクガクするなぁ。
何だか頭もふわふわするし・・・
もしかして、この流れだとJも・・・か?


いや~ないない、ないはず、ないと思う、
ないよな・・・ないのかな~。


「おっ!あったあった。ありがとう、ニノ。
・・・体調悪いの?ふらふらしてるよ」

「あぁ、大丈夫、なんでもないよ」

「ならいいげど、ちゃんとカギしろよ」

「うん、ありがとう・・・えっ?」


帰っちゃうの?




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