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本当の自分

第7章 俺って・・・

言えないよ・・・
ってか、言える訳ないよ。


「なっ、何でそんな事聞くの?」

「あの感じかた、始めてなんて思えない。
それに・・・誰かと俺、比べてたよね」


布団をぎゅっと握って、目を反らした。

ベットに入ってきたJは、優しく髪を撫で、
頬を撫で、じっと見つめた。


「ねぇニノ、答えて・・・」


耳元で囁かれ、頬を撫でた手は、首筋から
胸にいき、指で転がしはじめた。


「あんっ・・・」

「敏感だね、ニノ。答えてくれたら、もっといい事してあげるよ」

「そんな・・・」


Jとの快感が忘れられなくて、正直に答えた。






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