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本当の自分

第8章 翔ちゃんとまー君

あれから数日後・・・

仕事が終わり、楽屋へ向かう俺を追いかけてきた翔ちゃん。


「ニノ、ちょっといい?」

「うん、何?」


楽屋に入るといきなり抱きついてきた。


「ニノ、今日も可愛かったよ。
ねぇ、ニノん家行きたいけど・・・ダメ?」


首筋にキスをした。


「あんっ・・・
翔ちゃん、こんなとこで駄目だよ」

「じゃあ何処ならいい?」

「そっ、それは・・・」


廊下でまー君の声がした。


「お疲れ様で~す」


ガチャッ!!

慌てて離れる翔ちゃん。
まー君は翔ちゃんの態度を、不思議そうに見ていた。


「ニノ、今日俺ん家、鍋やるけど食べに来ない?」


二人に誘われてしまった。

どうしよう・・・

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